ゴリラのシナリオ置き場

TRPGのシナリオとかTCGのデッキとか置いとくところ

第6回限界カルタログ&感想戦

・はじめに

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アイマス限界オタクの中でも地獄の獄卒のような魑魅魍魎が深夜になるとカプを求めて蠢き、閻魔の出汁でとったような地獄の煮凝りを飲み交わして発狂する、そんな催しがあるらしい。
その名も限界カルタ。アイマス庁捜査一課346係で行われる、サバトの夜だ。

・限界カルタとは何か

1.読み手1人を選出し、読み手は何か一つ単語を選択。

2.読み手以外の人は早い者勝ちで(唯一のカルタ要素)推しカプの名前を挙げます

3.早い順に、そのカプを指定の単語に結び付けてスピーチ。ここで性癖に刺さった人が限界になります。なんなら語りながら呻いたり限界になってます。

4.読み手がすこれる物を選出、選ばれた人が次の読み手になる権利を得ます。

後は1~4の繰り返しです。ブレインストーミングのような感じですかね。

で、最後に選出されたものたちは「言質」をとられているので、みなさん手の空いた時にでもそれをちゃんとSSにしようね。
僕はしたよ。

・参加者
姪谷さん(@meitani_narou)

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今回の主催。だけどおねむねむʚ(@”~”@)ɞになってしまったため下の句参加はせず。
よしのんを神として崇める人。真夏のアイスキャンディーのように口の中でじんわりと甘さが広がる、そんな創作を書く

 

いかざこさん(@prof_ikazako)

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奏と加蓮の人。夏の日に食べる流しそうめんのような物語を書く。一瞬の出来事を、色鮮やかな青春1ページとして描く人。

 

9りさん(@kyuri_9ri)

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自称・女児。あまてんとかはーなーとか放クラとか。お話は幸せだったり不幸だったり、甘さも苦さも詰まったチョコレートの味わい。

 

シズクさん(@Av4Wf)

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男前ヒロインと架空戦記大好きな人。
雨の日に呑むホットココアのような味わいで、温かい限界をお出ししてくる。

 

ヌコスキーさん(@280Orin)

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きのこやおばけ大好きな、小さくて可愛いお話を描く。そのお話やキャラバリの広さはまるでクッキーの缶で、蓋を開ければ可愛らしく、一口味わえばサクサク楽しい。

 

斬進さん(@zanshinm9)

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よく主催をする実質ホスト役。袋の中に入ったたくさんの味の飴を舐めているように、時々薄荷が辛かったり、いちごが甘かったり、バリエーションゆたか。


梓松さん(@shishow_azsmt)

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三峰のおへそで暴れ回るティラノサウルス。愉快で可愛いお話が多い中に小さなエモを混ぜていくのが得意で、あっさりした味わいのカスタードプリンのよう。


maronさん(@maron5650)

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限界カルタで長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのいち。
鍋料理のような味で、たくさんの味がダシになっており、煮えた具材を口の中に運ぶと最初は熱くて、でも噛んで行くと優しい味がします。


元ゴリラ(@isonozexal)

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俺。野生のゴリラ。限界カルタで長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのに。
バナナでも食ってろゴリラ。


流流流さん(@watari_tori_fly)

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シャチ。一ノ瀬志希の解像度がやたら高い長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのさん。
熟したカレーの味わいで、とろっとろに蕩けたカレールーが口の中を刺激し、上質なお肉や野菜がカレーと混ざり味に深みを増します。スパイスの隠し味は甘い果実。


ほり。さん(‪@mikamihoP)

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小日向美穂のモンペ。お酒と紅茶をふんだんにまぶしたパウンドケーキのような味わいで関係性を描いてく人。


以上の愉快で限界なボトムズ達で今宵の限界カルタはお送りしていきます。
一課は、巨大な罠の街。そこかしこで、限界を抱えたヤベーオタクが動き出す。

 

・第一句「カーテン」

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ライフを半分払うとブラックマジシャンを特殊召喚できそうなお題ですね。色々妄想が膨らむお題なだけに、苦戦も多かった印象です。では、順番に見ていきましょう。

 

・シズクさん「ののきのこ」

乃々と輝子は机の下の同居人。でも輝子の方が先にアイドルとして輝き出していた。
机の下の仲間達は先に進んでいるのに、自分はこんなところにいるべきではないのではないか。そう思い、机の下からカーテンに移動してしまう。
輝子はカーテンにくるまる乃々のところへ行き、カーテンから連れ出していく。
こうして、森久保乃々はアイドルとして輝き始め、乃々と輝子はまた机の下に戻っていく。


感想:優しい輝子が手を引いていく姿が幻視されました。乃々、嬉しかっただろうなぁ。


・ヌコスキーさん「まみみね」

三峰と摩美々がどちらかの家で服を交換してファッションショー。カーテンのように隠して、バーン! と見せる。
相手の家に自分好みの服があったり、「似合う」と言われてつい買っちゃった服があったり。
お買い物中にもそんなことを意識してしまう2人。

感想:仲良しの2人が、何気ない日常でついつい相手を意識してしまう。いいですよねこういうの。キュンキュンMAXですよね。


・元ゴリラ「ちと千夜」

朝、千夜が目を覚ますとちとせの部屋へ行き、カーテンを開ける。
「いい朝ですよ、お嬢さま」返事はない。千夜はこれまでの日々を思い出し、窓から見える景色に視線を移す。そこには一面の薔薇に囲まれた墓標。
これは、遠くない未来の何気ない日常の物語。
「千夜ちゃん、アイドル楽しい?」
そんな声が聞こえた気がした。

感想:はい、ちと千夜アフターです。
こちらはSSで書き直しております。

https://twitter.com/isonozexal/status/1165681078394220544?s=21


・9りさん「あまてん」

甜花ちゃん、 お互いの時間を確保するため、カーテンの仕切りを作ってしまい、甘奈は少し寂しがる。一週間もすると寂しさがピークになってしまい、カーテンを開けると甜花は何かを作っていた。
「にへへ、いつも頑張ってる甘奈ちゃんに」そう笑って渡したのは、千雪さんと一緒に作ったらしいフラワーアレンジメント。

感想:幸せの味がしますよね。(語彙消失)
健気な甜花ちゃんと、淋しがり屋甘奈ちゃんがしっかり見えてます。よい。


・斬新さん「かほりんぜ」
毎日のように女子寮の凛世部屋に集まる放クラ。年齢的に早く帰る果穂をカーテンを開けて見守ることに、楽しみにしている凛世。ある日、いつもと同じ果穂と、その日は一緒に帰るちょこ先輩。
それを見て、言葉にできない、何かを感じてそっとカーテンをしめる。

感想:人間の感情は、栄養にいい。(断言)


・流流流さん「かなかなで」

かな☆かな☆ふぁんしーのコラボリップCM。前回コラボした速水奏が引き継ぎを行うことに。
加奈は「大人なメイク」の基礎を知ろうとする姿勢が可愛い。そう思いながらも、加奈とかな子のメイクに関するレベルの差に頭を悩ませていた。どうにかして、かな子と同レベルにまで加奈を引き上げなければならない。
2回目のレッスン日、CMの化粧机の『覆い』も用意されていた。本CMでは、これが開かれるとメイクで可愛くなって2人が。というものらしい。
奏が現地入りすると、覆いの向こうに加奈がいるのがわかる。加奈が奏に気付くとカーテンを開き、「おはようございます!」とあいさつ。そこにいた加奈の姿を見て、奏は安心します。「基礎は頑張って覚えた女の子が次のステージに向かう段階」に最適だった奏のレッスンは、たしかに成果を出していたのです。
これなら安心してメーカーに報告できる。そう奏は確信しました。


感想:今井加奈ちゃんへの信頼感が伝わるいいお話ですよね。余談ですがこの話を始める前に、カウントダウンイラストの加奈ちゃんかな子ちゃんを見せて、「かわいィィィィィ!?」と限界してる流流流さん面白かった。


ししょーさん「うづみほ」

ライブ中、まだダメなあの曲のイントロが流れ始め、美穂ちゃんのファンが湧き始めます。そして幕を開けて登場したのは……卯月と美穂ダァーッ!?
(アニデレ的に)ブランク期間のあった卯月ちゃんが楽しげに美穂ちゃんと歌う姿に感動するファン。アンコールで出演者が登場し、美穂ちゃんのコメントが
「卯月ちゃんとふたりでお仕事ができて、よかったです!」

そんなカーテンコールのお話。

感想:短い中にエモシーンを連打する密度、やばいですね。(語彙力の死)
楽しそうな卯月、嬉しそうな美穂が見えてきます。


いかざこさん「なおかれ(トラプリ)」

書いてるとトラプリっぽくなったとか。
凛と奈緒が加蓮のお見舞いに行った時の話。凛が『煌めきの乙女(特訓前)』で飾られている写真に気づきます。
加蓮は恥ずかしそうに、「外を眺めるのを楽しみになるようにしてるの」と答え、奈緒は「それじゃ、あたしも窓辺に写真を飾るよ。朝、カーテン開けてすぐに2人に会えるように」と。
苦笑する3人ですが、その日から3人の部屋には写真が飾られています。加蓮と凛は3人で撮った写真。奈緒は……それぞれとのツーショット写真を。
「おはよう凛。……加蓮」神谷奈緒は朝、カーテンを開けると言うのでした。


感想:神谷奈緒お前ほんとそういうところやぞ!!! 台詞が違和感なく再生されて、流れるように場面が見えるんですよね。ずるいよなぁ。

 

第2句「ささくれ」

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パンダが言いそうですよね。「ささくれー」って。言いませんかそうですね。
それでは見ていきましょう。
尚、ここからは僕が要約めんどくなったのでチャットテキストで展開されたものはほぼ引用してます。
(ほり。さん、いかざこさん、ししょーさん、流流流さん)


・ほり。さん「なーはー」

幼い日、古い旅館に来た久川一家。温泉にも入り夕食にはちょっと早い時間帯。二人は旅館の中を探検することにしました。
部屋を出てしばらく歩いて、颯はふと、お気に入りのポシェットを部屋に忘れてきたことに気づきます。部屋を出てからまだあまりたっていませんし、颯はちょっと取りに行ってくるからまってて!っと言って部屋の方に戻っていきます
ところが、しばらく行くと道が二つあります。おかしいな、まっすぐの道だったはずなのにどっちだろう、たぶんこっち!
そうしてすすんですすんですすんですすんでまずい、まいごになった
なんかごうんごうんおとがしてる
気が付くと暗い通路で颯はどっちから来たかわからなくなってしまいました
まずい、戻らなきゃ
焦りで颯は、闇雲に進みます
でもどこも似たような通路が続くだけ
とうとう足が止まってしまいました
「はーちゃん!!」
聞きなれた声の、でも聞いたことのないような震えた、そして大きな声が聞こえて 凪が後ろから颯に抱き着きます。
安堵から颯は座り込んでしまいわんわんと泣き出してしまいます。
二人してひとしきり泣いて、泣きながら部屋に戻りました。
「それでですね、はーちゃんが迷った道なのですが『ささくれて』いたんですよ」 夕食を食べながら凪はそんなことを言いました
「確かになーたちはまっすぐ歩いてきました、ところがどっこい反対からみると道がもう一本合流していたのです。わーお」「これでははーちゃんが道を間違えてもしかたありませんね」
それ以来、はーちゃんは似たような道を見かけると「道がささくれてる!」というようになりました。(斬新のメモを元に)


感想:エメラルドグリーンの思い出ですよね。2人だけの大切な記憶。思い出があるから、2人は歩いていけるんですね。

 

元ゴリラ:「しきかれ」

「今日、お母さんがうちに来ない?」って。そう加蓮に言われて、志希は逃げるように事務所を去った。
加蓮はいつも本気で、がむしゃらで、私に挑んでくる。そんな加蓮が好きだけど、羨ましい。加蓮は志希がもう手に入らないものを、たくさん持っているから。
雨に打たれながらささくれ立つ心。どうして私の本当にほしいものはいつも、私の指からすり抜けてしまうのだろう。パパも、ママも、友達も。
「親不孝をするとささくれができる」そんな迷信を思い出して、志希は独り謝り続けた。

感想:暗い!!!!
いい加減にしろ俺!!!!
えー、このままだと未完成に思えて仕方がないので、続きを書いてSSにしました。

https://twitter.com/isonozexal/status/1167116960473083905?s=21


シズク:じゅりかほ

小宮果穂が樹里に手作りのプレゼントを渡して数か月後、夏葉は樹里の手がささくれているのに気付く。
樹里は物を作る経験がないし、果穂と同じだけの熱量を持って返したかったらしい。
少し落ち着くように諭されたあと夏葉にアドバイスを貰いながら、樹里は、お返しは完成
「下手なもので悪いけど」
果穂は樹里の手のささくれを見つけて、目を輝かせて喜ぶ。それを見て樹里は、数か月前に自分にプレゼントを渡す果穂の指にも絆創膏がまかれていたことを思い出す。


感想:樹里ちゃん初々しくていいですね。こういう瑞々しいのは、方クラのよさを生かしててよいと思います。


いかざこさん「かれきょうこ」

1.加蓮にネイルを教えたのは、当時の看護師さん 2.看護師は職業病として手荒れに悩まされることが多い。
時はトリクロマティック・ナチュレのLIVE前。加蓮はいつも共演者のネイルをするのです(一応半公式)
響子ちゃんは謙遜してなかなか加蓮に手を差し出そうとしません。普段水仕事が多いので、指にささくれができていたりします。響子ちゃんも気にしてはいるのですが、自信が持てないご様子。
響子「でも、私そんなに手が綺麗とかじゃないですし……」 
加蓮「任せて。おすすめのハンドクリームあるんだ」
そうしてハンドクリームを塗り込む加蓮。優しく響子の手をなでながら、加蓮は言います。
「頑張っている人の手って、すごく優しいんだ」
「私にネイルを教えてくれた人もね、すっごい手荒れに悩んでた人なんだ。このハンドクリームも、その人が使ってたやつなんだけどね」
「その人の手も、こんな風にすごく暖かかった」
「だから自信を持っていいんだよ」
響子はそれを聞いて、目頭を熱くしながらこう応えるのです。
「ありがとう。加蓮ちゃんの手も、すっごく暖かいです」
あの人みたいに、なれてるのかな。加蓮はそんなことを思いながら、響子ちゃんのネイルに取りかかるのでした。(原文ママ)


感想:加蓮は入院時代が長くて、擦れてた時期があったんですけど、優しくされた人が人に優しくする光景、好きなんですよね。
加蓮もきっと、たくさんの人に優しくされてたんだろうな……(恍惚)


9りさん「まみきり」
摩美々がネイルをしているときに小さく「痛っ」と言う。
霧子が気付くとばつの悪そうな顔をしながら「親不孝なワルい子なのでー、ささくれができちゃったんですよー」って言う。
霧子は摩美々の手を取って優しく撫で、
「摩美々ちゃんはネイルをずっと頑張ってるからなってるだけだよ」
って言ってあげる。
数週間後、治っているはずなのに絆創膏を外してない摩美々に、
「つけ過ぎてると逆に悪いよ」
って言って、摩美々はすごく寂しそうな顔をしながらそれを捨てる。
それを見ながら霧子は、
「大丈夫、いつでもつけてあげるから」
と笑いかける 摩美々も、
「そんなにささくれできないから」と笑う。


感想:優しい霧子とあまのじゃくな摩美々がつかず離れずしてるの、いいですよね。素直じゃない子と素直な子の組み合わせ、単純に好き。


斬新「みくりーな」
ある日、みくが指に絆創膏をつけている。李衣菜が訊ねると、「ささくれができた」
と。
後日のライブ。みくがギターを弾き始める。みくは、内緒でギターの練習をしていたようだ。
そんなみくを見て、李衣菜は「すごい!」とみくに感激するのでした。

感想:お話としてはとても短いんですが、その一瞬がとても綺麗なお話だと思うんですよね。「自分よりもギターが上達してるみく」を見て、どんな気持ちが沸いたのか。想像するだけで美味しいですね。

 


ししょーさん「こがみね」

こがたんは吸血鬼なんです。
ニンゲンの血は恋鐘の大好物ですが、なかなかニンゲンが異世界に来ることも無く、好物にありつける日なんてないわけですね 
ある日、三峰が指をささくれさせてしまって、無理に引っ張って血が出ちゃいます
その血を見た恋鐘、あれ?この匂い………ニンゲンの血?
ニンゲンの血を目の前にした恋鐘、目からハイライトが消える。
結華ぁ、こんないいもの持っとったんねー?隠すのはいかんばいー
とかなんとか言って、虚ろな瞳で結華ににじり寄る。三峰ピンチ
恋鐘、ちょーっとだけでよかばい、うちにすこーしだけ……… 
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……みたいな展開はなく、まみみーん!こがたんが変になっちゃったー!とか助けを求めて何もなかったのでした。
めでたしめでたし。(原文一部改変アリ)


感想:かわいーいー! かわいーいー! かーわーいーいー!

 

maronさん「しきにな」

いつものしきにな時空、「おいしいごはん」と「風鈴」の間

冬、仁奈とまともに接そうとする志希は仁奈の指がささくれ立っていることを気付く 爪切りを使って切ってあげる
自然に志希は自分の手も見ることになる、志希もささくれになっていることに気付いた 仁奈のささくれを全部切ってあげたあと自分のは適当に引きちぎって血が出る まだそこまで好感度が上がってないのでそこまで
「風鈴」で仁奈が親元に帰って、その後冬に一泊程度また志希の家に仁奈が泊まることになる 志希は仁奈のささくれがないかを確認して無いことを確認するが、仁奈が志希のささくれを見つける
仁奈は自分で爪切りを持ってきていて、志希のささくれを切ってあげる 不思議に思っているとハンドクリームまで持ってきていて塗られる

-----以下解説-------

『親不孝をするとささくれができる』、仁奈と関わることで自分の親不孝を実感する志希 でも自分で治す方法がわからず無理矢理引きちぎることしかできなかったのでさらに傷付き、仁奈は切ってあげる手立てがないので見ているしかない
次の年に仁奈の良心との関係が改善されささくれがなくなる。
志希は相変わらず自分で修復する方法がわからないが、仁奈はその様子を見ていてまだ治し方がわからないだろうと思っていて、自分で爪切り(家族)とハンドクリーム(悪化の予防)を持って、志希のささくれ(家族への飢え)を救ってあげられる
きっとハンドクリームを塗ってもらえた(愛してもらえた)志希も、来年にはささくれが治っているだろう、という話。(ほぼ斬新さんメモより)

感想:地味にネタ被りした( ) 志希ちゃんが少しずつ愛することを覚えて、少しずつ仁奈ちゃんが愛されて、人間になっていくんだなぁ……。マロン氏、たぶんウィークポイントが近いんですよね。

 


流流流さん「ことメイド」(西園寺琴歌×西園寺家のメイド)

琴歌がアイドルになってから色々な初めてを経験してきたんです
その中の一つに本格的な料理があります アイドル活動でまともに料理をするんです
で、初心者にありがちなミスもするんですが上達していくんですよ
だからいつまでもメシマズではないでしょう
で、向上心が☆な琴歌はきっと凝った方向に深めていくと思うんです
と、いうわけで!!作っちゃうんです!!自分の家に!!練習用のキッチン!!
そうなったら練習のときには助手でメイドちゃんがとなりにいるんです、尊い……
琴歌は現状で甘んじない。だから料理の練習した後は指がささくれていることも少なくないんです。 
だけど、そんなときはメイドちゃんの指もささくれているんです。
メイドちゃんは琴歌の髪を梳かしています。今までは琴歌の指がささくれることなどありませんでした。ささくれるとしたら従者の指だけ。だけど、この二人で何かを創ってるそのときは違うんです。
琴歌がアイドルになってから接する時間が一気に減って、正直良い思いはしてなかったんです。だけど、この時間が出来てからは満更でもなくなったのでした。(原文ママ)

感想:琴歌のメイドは幼馴染で親友なんですよね。だからアイドル活動で会える時間が減って、メイドはヤキモチ焼いてて、でも楽しい時間も増えて……可愛いんですよね。琴歌。琴歌……(限界になる)

 

・いかがでしたか?

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こんな限界で愉快な妄想をぶつけ合う地獄の沙汰。
この、果てし無く広がる地獄は、輝くアイドルのためにあるとしたら。今日という限界が、明日のためにあるとしたら。推しカプはこの地獄の隣にあるはずだ。ここはもう充分に見た、充分に。たとえそこが煉獄にはまだ遠い地であろうとも。

 

次回「第7回限界カルタ」

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だが、今日という限界が、昨日のためにあるのだとしたら。