【トーキョーN◎VA-Xシナリオ】『誠実の証』
エンディングフェイズ
エンディングはあくまで一例である。キャストや展開によっては大きく変化するだろう。
エンディング1:トーキー
解説:《トーキー》のエンディングとなる。河渡白夜と今回の件を話すシーンとなる。
まだ使用していないのなら、《暴露》を使用してその結果を演出してもいいだろう。
描写:いつものバーで、河渡白夜は既に待っていた。河渡連合は割と暇なのだろうか。
セリフ:河渡白夜
「お前さんのおかげで、色々助かったぜ。報酬はもう振り込んであるから、あとで確認しな」
「ところで、お前さん肉料理はいけるクチか? たまには天然のスキヤキも悪くないと思うんだが……これがまた赤ワインに合うのよ」
「で、次の仕事なんだが……」
結末:災厄の町。まだまだ厄いネタが尽きないらしい。
エンディング2:フェイト
解説:《フェイト》のエンディングとなる。悲惨な状況のロッソ・ファミリーの現状報告とお礼を、オープニングの男がしにくるシーン。
描写:君のアジトにやって来た男は、だいぶやつれていた。それもそうだろう。
セリフ:男
「ドンが殺されてるのはまあ、予想はついてたんだ。だがまさか、ファンゴがあんな……」
「ドン・ロッソは、行き場のない俺を拾ってくれたんだ。俺はドンに恩があった。くそっ」
「約束の金だ。これから、ロッソはヴァームに吸収される。ヴァームはより勢いを増すだろう」
「俺は、ここらが潮時だな。もうドンもいない。ここらで用心棒でもやるとするさ」
「……ドン無念を晴らしてくれて、ありがとう」
結末:依頼人の男も悪党ではあるが、悪人には悪人なりに、矜持や恩義もあるのだろう。
エンディング3:レッガー
解説《レッガー》と《カブトワリ》のエンディングとなる。ドン・ヴァームに事件のことを報告する。コルテオが生きているか、死んでいるかでも展開が変わるかもしれない。
描写:君たちの話を聞き終えたドン・ヴァームは、静かにため息をついた。
「ガンゾの叔父貴……」と、つぶやいて。
セリフ:ドン・ヴァーム
「よくやってくれた。二人とも」
「頭のいなくなったロッソは、俺たちの傘下になる。アイランドも、土地の権利書を部下が抑えてくれた」
「まあ、あんなことがあったあとじゃレストラン・カジノバーとしては使えねえな。ゲーセンにでもするか」
「それで、コルテオは……」
エンディング4:カブトワリ
※コルテオをどうしたかによって、大きく変化するので具体的なことは書けない。
解説:《カブトワリ》のエンディングとなる。
コルテオが生きているなら、シンジケートから足を洗いレッドエリアの小さな酒場で働いていてもいいし、ドンに赦され、オリジナルの酒を堂々と作れるようになってもいい。
死んでいるのなら、墓参りを寂しくするエンディングでもいい。
いずれにしても、これが最後のシーンである。
「らしく」終わらせよう。
『誠実の証 xyz』