ゴリラのシナリオ置き場

TRPGのシナリオとかTCGのデッキとか置いとくところ

第6回限界カルタログ&感想戦

・はじめに

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アイマス限界オタクの中でも地獄の獄卒のような魑魅魍魎が深夜になるとカプを求めて蠢き、閻魔の出汁でとったような地獄の煮凝りを飲み交わして発狂する、そんな催しがあるらしい。
その名も限界カルタ。アイマス庁捜査一課346係で行われる、サバトの夜だ。

・限界カルタとは何か

1.読み手1人を選出し、読み手は何か一つ単語を選択。

2.読み手以外の人は早い者勝ちで(唯一のカルタ要素)推しカプの名前を挙げます

3.早い順に、そのカプを指定の単語に結び付けてスピーチ。ここで性癖に刺さった人が限界になります。なんなら語りながら呻いたり限界になってます。

4.読み手がすこれる物を選出、選ばれた人が次の読み手になる権利を得ます。

後は1~4の繰り返しです。ブレインストーミングのような感じですかね。

で、最後に選出されたものたちは「言質」をとられているので、みなさん手の空いた時にでもそれをちゃんとSSにしようね。
僕はしたよ。

・参加者
姪谷さん(@meitani_narou)

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今回の主催。だけどおねむねむʚ(@”~”@)ɞになってしまったため下の句参加はせず。
よしのんを神として崇める人。真夏のアイスキャンディーのように口の中でじんわりと甘さが広がる、そんな創作を書く

 

いかざこさん(@prof_ikazako)

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奏と加蓮の人。夏の日に食べる流しそうめんのような物語を書く。一瞬の出来事を、色鮮やかな青春1ページとして描く人。

 

9りさん(@kyuri_9ri)

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自称・女児。あまてんとかはーなーとか放クラとか。お話は幸せだったり不幸だったり、甘さも苦さも詰まったチョコレートの味わい。

 

シズクさん(@Av4Wf)

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男前ヒロインと架空戦記大好きな人。
雨の日に呑むホットココアのような味わいで、温かい限界をお出ししてくる。

 

ヌコスキーさん(@280Orin)

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きのこやおばけ大好きな、小さくて可愛いお話を描く。そのお話やキャラバリの広さはまるでクッキーの缶で、蓋を開ければ可愛らしく、一口味わえばサクサク楽しい。

 

斬進さん(@zanshinm9)

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よく主催をする実質ホスト役。袋の中に入ったたくさんの味の飴を舐めているように、時々薄荷が辛かったり、いちごが甘かったり、バリエーションゆたか。


梓松さん(@shishow_azsmt)

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三峰のおへそで暴れ回るティラノサウルス。愉快で可愛いお話が多い中に小さなエモを混ぜていくのが得意で、あっさりした味わいのカスタードプリンのよう。


maronさん(@maron5650)

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限界カルタで長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのいち。
鍋料理のような味で、たくさんの味がダシになっており、煮えた具材を口の中に運ぶと最初は熱くて、でも噛んで行くと優しい味がします。


元ゴリラ(@isonozexal)

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俺。野生のゴリラ。限界カルタで長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのに。
バナナでも食ってろゴリラ。


流流流さん(@watari_tori_fly)

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シャチ。一ノ瀬志希の解像度がやたら高い長編のワンシーンを小出しにしてくる人そのさん。
熟したカレーの味わいで、とろっとろに蕩けたカレールーが口の中を刺激し、上質なお肉や野菜がカレーと混ざり味に深みを増します。スパイスの隠し味は甘い果実。


ほり。さん(‪@mikamihoP)

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小日向美穂のモンペ。お酒と紅茶をふんだんにまぶしたパウンドケーキのような味わいで関係性を描いてく人。


以上の愉快で限界なボトムズ達で今宵の限界カルタはお送りしていきます。
一課は、巨大な罠の街。そこかしこで、限界を抱えたヤベーオタクが動き出す。

 

・第一句「カーテン」

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ライフを半分払うとブラックマジシャンを特殊召喚できそうなお題ですね。色々妄想が膨らむお題なだけに、苦戦も多かった印象です。では、順番に見ていきましょう。

 

・シズクさん「ののきのこ」

乃々と輝子は机の下の同居人。でも輝子の方が先にアイドルとして輝き出していた。
机の下の仲間達は先に進んでいるのに、自分はこんなところにいるべきではないのではないか。そう思い、机の下からカーテンに移動してしまう。
輝子はカーテンにくるまる乃々のところへ行き、カーテンから連れ出していく。
こうして、森久保乃々はアイドルとして輝き始め、乃々と輝子はまた机の下に戻っていく。


感想:優しい輝子が手を引いていく姿が幻視されました。乃々、嬉しかっただろうなぁ。


・ヌコスキーさん「まみみね」

三峰と摩美々がどちらかの家で服を交換してファッションショー。カーテンのように隠して、バーン! と見せる。
相手の家に自分好みの服があったり、「似合う」と言われてつい買っちゃった服があったり。
お買い物中にもそんなことを意識してしまう2人。

感想:仲良しの2人が、何気ない日常でついつい相手を意識してしまう。いいですよねこういうの。キュンキュンMAXですよね。


・元ゴリラ「ちと千夜」

朝、千夜が目を覚ますとちとせの部屋へ行き、カーテンを開ける。
「いい朝ですよ、お嬢さま」返事はない。千夜はこれまでの日々を思い出し、窓から見える景色に視線を移す。そこには一面の薔薇に囲まれた墓標。
これは、遠くない未来の何気ない日常の物語。
「千夜ちゃん、アイドル楽しい?」
そんな声が聞こえた気がした。

感想:はい、ちと千夜アフターです。
こちらはSSで書き直しております。

https://twitter.com/isonozexal/status/1165681078394220544?s=21


・9りさん「あまてん」

甜花ちゃん、 お互いの時間を確保するため、カーテンの仕切りを作ってしまい、甘奈は少し寂しがる。一週間もすると寂しさがピークになってしまい、カーテンを開けると甜花は何かを作っていた。
「にへへ、いつも頑張ってる甘奈ちゃんに」そう笑って渡したのは、千雪さんと一緒に作ったらしいフラワーアレンジメント。

感想:幸せの味がしますよね。(語彙消失)
健気な甜花ちゃんと、淋しがり屋甘奈ちゃんがしっかり見えてます。よい。


・斬新さん「かほりんぜ」
毎日のように女子寮の凛世部屋に集まる放クラ。年齢的に早く帰る果穂をカーテンを開けて見守ることに、楽しみにしている凛世。ある日、いつもと同じ果穂と、その日は一緒に帰るちょこ先輩。
それを見て、言葉にできない、何かを感じてそっとカーテンをしめる。

感想:人間の感情は、栄養にいい。(断言)


・流流流さん「かなかなで」

かな☆かな☆ふぁんしーのコラボリップCM。前回コラボした速水奏が引き継ぎを行うことに。
加奈は「大人なメイク」の基礎を知ろうとする姿勢が可愛い。そう思いながらも、加奈とかな子のメイクに関するレベルの差に頭を悩ませていた。どうにかして、かな子と同レベルにまで加奈を引き上げなければならない。
2回目のレッスン日、CMの化粧机の『覆い』も用意されていた。本CMでは、これが開かれるとメイクで可愛くなって2人が。というものらしい。
奏が現地入りすると、覆いの向こうに加奈がいるのがわかる。加奈が奏に気付くとカーテンを開き、「おはようございます!」とあいさつ。そこにいた加奈の姿を見て、奏は安心します。「基礎は頑張って覚えた女の子が次のステージに向かう段階」に最適だった奏のレッスンは、たしかに成果を出していたのです。
これなら安心してメーカーに報告できる。そう奏は確信しました。


感想:今井加奈ちゃんへの信頼感が伝わるいいお話ですよね。余談ですがこの話を始める前に、カウントダウンイラストの加奈ちゃんかな子ちゃんを見せて、「かわいィィィィィ!?」と限界してる流流流さん面白かった。


ししょーさん「うづみほ」

ライブ中、まだダメなあの曲のイントロが流れ始め、美穂ちゃんのファンが湧き始めます。そして幕を開けて登場したのは……卯月と美穂ダァーッ!?
(アニデレ的に)ブランク期間のあった卯月ちゃんが楽しげに美穂ちゃんと歌う姿に感動するファン。アンコールで出演者が登場し、美穂ちゃんのコメントが
「卯月ちゃんとふたりでお仕事ができて、よかったです!」

そんなカーテンコールのお話。

感想:短い中にエモシーンを連打する密度、やばいですね。(語彙力の死)
楽しそうな卯月、嬉しそうな美穂が見えてきます。


いかざこさん「なおかれ(トラプリ)」

書いてるとトラプリっぽくなったとか。
凛と奈緒が加蓮のお見舞いに行った時の話。凛が『煌めきの乙女(特訓前)』で飾られている写真に気づきます。
加蓮は恥ずかしそうに、「外を眺めるのを楽しみになるようにしてるの」と答え、奈緒は「それじゃ、あたしも窓辺に写真を飾るよ。朝、カーテン開けてすぐに2人に会えるように」と。
苦笑する3人ですが、その日から3人の部屋には写真が飾られています。加蓮と凛は3人で撮った写真。奈緒は……それぞれとのツーショット写真を。
「おはよう凛。……加蓮」神谷奈緒は朝、カーテンを開けると言うのでした。


感想:神谷奈緒お前ほんとそういうところやぞ!!! 台詞が違和感なく再生されて、流れるように場面が見えるんですよね。ずるいよなぁ。

 

第2句「ささくれ」

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パンダが言いそうですよね。「ささくれー」って。言いませんかそうですね。
それでは見ていきましょう。
尚、ここからは僕が要約めんどくなったのでチャットテキストで展開されたものはほぼ引用してます。
(ほり。さん、いかざこさん、ししょーさん、流流流さん)


・ほり。さん「なーはー」

幼い日、古い旅館に来た久川一家。温泉にも入り夕食にはちょっと早い時間帯。二人は旅館の中を探検することにしました。
部屋を出てしばらく歩いて、颯はふと、お気に入りのポシェットを部屋に忘れてきたことに気づきます。部屋を出てからまだあまりたっていませんし、颯はちょっと取りに行ってくるからまってて!っと言って部屋の方に戻っていきます
ところが、しばらく行くと道が二つあります。おかしいな、まっすぐの道だったはずなのにどっちだろう、たぶんこっち!
そうしてすすんですすんですすんですすんでまずい、まいごになった
なんかごうんごうんおとがしてる
気が付くと暗い通路で颯はどっちから来たかわからなくなってしまいました
まずい、戻らなきゃ
焦りで颯は、闇雲に進みます
でもどこも似たような通路が続くだけ
とうとう足が止まってしまいました
「はーちゃん!!」
聞きなれた声の、でも聞いたことのないような震えた、そして大きな声が聞こえて 凪が後ろから颯に抱き着きます。
安堵から颯は座り込んでしまいわんわんと泣き出してしまいます。
二人してひとしきり泣いて、泣きながら部屋に戻りました。
「それでですね、はーちゃんが迷った道なのですが『ささくれて』いたんですよ」 夕食を食べながら凪はそんなことを言いました
「確かになーたちはまっすぐ歩いてきました、ところがどっこい反対からみると道がもう一本合流していたのです。わーお」「これでははーちゃんが道を間違えてもしかたありませんね」
それ以来、はーちゃんは似たような道を見かけると「道がささくれてる!」というようになりました。(斬新のメモを元に)


感想:エメラルドグリーンの思い出ですよね。2人だけの大切な記憶。思い出があるから、2人は歩いていけるんですね。

 

元ゴリラ:「しきかれ」

「今日、お母さんがうちに来ない?」って。そう加蓮に言われて、志希は逃げるように事務所を去った。
加蓮はいつも本気で、がむしゃらで、私に挑んでくる。そんな加蓮が好きだけど、羨ましい。加蓮は志希がもう手に入らないものを、たくさん持っているから。
雨に打たれながらささくれ立つ心。どうして私の本当にほしいものはいつも、私の指からすり抜けてしまうのだろう。パパも、ママも、友達も。
「親不孝をするとささくれができる」そんな迷信を思い出して、志希は独り謝り続けた。

感想:暗い!!!!
いい加減にしろ俺!!!!
えー、このままだと未完成に思えて仕方がないので、続きを書いてSSにしました。

https://twitter.com/isonozexal/status/1167116960473083905?s=21


シズク:じゅりかほ

小宮果穂が樹里に手作りのプレゼントを渡して数か月後、夏葉は樹里の手がささくれているのに気付く。
樹里は物を作る経験がないし、果穂と同じだけの熱量を持って返したかったらしい。
少し落ち着くように諭されたあと夏葉にアドバイスを貰いながら、樹里は、お返しは完成
「下手なもので悪いけど」
果穂は樹里の手のささくれを見つけて、目を輝かせて喜ぶ。それを見て樹里は、数か月前に自分にプレゼントを渡す果穂の指にも絆創膏がまかれていたことを思い出す。


感想:樹里ちゃん初々しくていいですね。こういう瑞々しいのは、方クラのよさを生かしててよいと思います。


いかざこさん「かれきょうこ」

1.加蓮にネイルを教えたのは、当時の看護師さん 2.看護師は職業病として手荒れに悩まされることが多い。
時はトリクロマティック・ナチュレのLIVE前。加蓮はいつも共演者のネイルをするのです(一応半公式)
響子ちゃんは謙遜してなかなか加蓮に手を差し出そうとしません。普段水仕事が多いので、指にささくれができていたりします。響子ちゃんも気にしてはいるのですが、自信が持てないご様子。
響子「でも、私そんなに手が綺麗とかじゃないですし……」 
加蓮「任せて。おすすめのハンドクリームあるんだ」
そうしてハンドクリームを塗り込む加蓮。優しく響子の手をなでながら、加蓮は言います。
「頑張っている人の手って、すごく優しいんだ」
「私にネイルを教えてくれた人もね、すっごい手荒れに悩んでた人なんだ。このハンドクリームも、その人が使ってたやつなんだけどね」
「その人の手も、こんな風にすごく暖かかった」
「だから自信を持っていいんだよ」
響子はそれを聞いて、目頭を熱くしながらこう応えるのです。
「ありがとう。加蓮ちゃんの手も、すっごく暖かいです」
あの人みたいに、なれてるのかな。加蓮はそんなことを思いながら、響子ちゃんのネイルに取りかかるのでした。(原文ママ)


感想:加蓮は入院時代が長くて、擦れてた時期があったんですけど、優しくされた人が人に優しくする光景、好きなんですよね。
加蓮もきっと、たくさんの人に優しくされてたんだろうな……(恍惚)


9りさん「まみきり」
摩美々がネイルをしているときに小さく「痛っ」と言う。
霧子が気付くとばつの悪そうな顔をしながら「親不孝なワルい子なのでー、ささくれができちゃったんですよー」って言う。
霧子は摩美々の手を取って優しく撫で、
「摩美々ちゃんはネイルをずっと頑張ってるからなってるだけだよ」
って言ってあげる。
数週間後、治っているはずなのに絆創膏を外してない摩美々に、
「つけ過ぎてると逆に悪いよ」
って言って、摩美々はすごく寂しそうな顔をしながらそれを捨てる。
それを見ながら霧子は、
「大丈夫、いつでもつけてあげるから」
と笑いかける 摩美々も、
「そんなにささくれできないから」と笑う。


感想:優しい霧子とあまのじゃくな摩美々がつかず離れずしてるの、いいですよね。素直じゃない子と素直な子の組み合わせ、単純に好き。


斬新「みくりーな」
ある日、みくが指に絆創膏をつけている。李衣菜が訊ねると、「ささくれができた」
と。
後日のライブ。みくがギターを弾き始める。みくは、内緒でギターの練習をしていたようだ。
そんなみくを見て、李衣菜は「すごい!」とみくに感激するのでした。

感想:お話としてはとても短いんですが、その一瞬がとても綺麗なお話だと思うんですよね。「自分よりもギターが上達してるみく」を見て、どんな気持ちが沸いたのか。想像するだけで美味しいですね。

 


ししょーさん「こがみね」

こがたんは吸血鬼なんです。
ニンゲンの血は恋鐘の大好物ですが、なかなかニンゲンが異世界に来ることも無く、好物にありつける日なんてないわけですね 
ある日、三峰が指をささくれさせてしまって、無理に引っ張って血が出ちゃいます
その血を見た恋鐘、あれ?この匂い………ニンゲンの血?
ニンゲンの血を目の前にした恋鐘、目からハイライトが消える。
結華ぁ、こんないいもの持っとったんねー?隠すのはいかんばいー
とかなんとか言って、虚ろな瞳で結華ににじり寄る。三峰ピンチ
恋鐘、ちょーっとだけでよかばい、うちにすこーしだけ……… 
【ここから先は有料コンテンツとなります】

……みたいな展開はなく、まみみーん!こがたんが変になっちゃったー!とか助けを求めて何もなかったのでした。
めでたしめでたし。(原文一部改変アリ)


感想:かわいーいー! かわいーいー! かーわーいーいー!

 

maronさん「しきにな」

いつものしきにな時空、「おいしいごはん」と「風鈴」の間

冬、仁奈とまともに接そうとする志希は仁奈の指がささくれ立っていることを気付く 爪切りを使って切ってあげる
自然に志希は自分の手も見ることになる、志希もささくれになっていることに気付いた 仁奈のささくれを全部切ってあげたあと自分のは適当に引きちぎって血が出る まだそこまで好感度が上がってないのでそこまで
「風鈴」で仁奈が親元に帰って、その後冬に一泊程度また志希の家に仁奈が泊まることになる 志希は仁奈のささくれがないかを確認して無いことを確認するが、仁奈が志希のささくれを見つける
仁奈は自分で爪切りを持ってきていて、志希のささくれを切ってあげる 不思議に思っているとハンドクリームまで持ってきていて塗られる

-----以下解説-------

『親不孝をするとささくれができる』、仁奈と関わることで自分の親不孝を実感する志希 でも自分で治す方法がわからず無理矢理引きちぎることしかできなかったのでさらに傷付き、仁奈は切ってあげる手立てがないので見ているしかない
次の年に仁奈の良心との関係が改善されささくれがなくなる。
志希は相変わらず自分で修復する方法がわからないが、仁奈はその様子を見ていてまだ治し方がわからないだろうと思っていて、自分で爪切り(家族)とハンドクリーム(悪化の予防)を持って、志希のささくれ(家族への飢え)を救ってあげられる
きっとハンドクリームを塗ってもらえた(愛してもらえた)志希も、来年にはささくれが治っているだろう、という話。(ほぼ斬新さんメモより)

感想:地味にネタ被りした( ) 志希ちゃんが少しずつ愛することを覚えて、少しずつ仁奈ちゃんが愛されて、人間になっていくんだなぁ……。マロン氏、たぶんウィークポイントが近いんですよね。

 


流流流さん「ことメイド」(西園寺琴歌×西園寺家のメイド)

琴歌がアイドルになってから色々な初めてを経験してきたんです
その中の一つに本格的な料理があります アイドル活動でまともに料理をするんです
で、初心者にありがちなミスもするんですが上達していくんですよ
だからいつまでもメシマズではないでしょう
で、向上心が☆な琴歌はきっと凝った方向に深めていくと思うんです
と、いうわけで!!作っちゃうんです!!自分の家に!!練習用のキッチン!!
そうなったら練習のときには助手でメイドちゃんがとなりにいるんです、尊い……
琴歌は現状で甘んじない。だから料理の練習した後は指がささくれていることも少なくないんです。 
だけど、そんなときはメイドちゃんの指もささくれているんです。
メイドちゃんは琴歌の髪を梳かしています。今までは琴歌の指がささくれることなどありませんでした。ささくれるとしたら従者の指だけ。だけど、この二人で何かを創ってるそのときは違うんです。
琴歌がアイドルになってから接する時間が一気に減って、正直良い思いはしてなかったんです。だけど、この時間が出来てからは満更でもなくなったのでした。(原文ママ)

感想:琴歌のメイドは幼馴染で親友なんですよね。だからアイドル活動で会える時間が減って、メイドはヤキモチ焼いてて、でも楽しい時間も増えて……可愛いんですよね。琴歌。琴歌……(限界になる)

 

・いかがでしたか?

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こんな限界で愉快な妄想をぶつけ合う地獄の沙汰。
この、果てし無く広がる地獄は、輝くアイドルのためにあるとしたら。今日という限界が、明日のためにあるとしたら。推しカプはこの地獄の隣にあるはずだ。ここはもう充分に見た、充分に。たとえそこが煉獄にはまだ遠い地であろうとも。

 

次回「第7回限界カルタ」

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だが、今日という限界が、昨日のためにあるのだとしたら。

 

 

【VG】上半期のかげろうまとめ

 いよいよ週末にブースターパック『天馬解放』が発売し、今年のヴァンガードも折り返し地点になります。

今回は備忘録も兼ねて今年上半期のかげろうデッキについて記録を残しておこうと思います。

 

・2018年後半〜2019年2月

『最凶!根絶者』が発売し、リンクジョーカー 参戦、シャドウパラディン、むらくもの環境での登板が目立った頃。

当時のかげろうは『ドラゴニック・オーバーロード 』から『ドラゴニック・ウォーターフォウル』へ乗り直しする構築が主流でした。というか他に選択肢がなかった。

ウォーターフォウルは非常に強力なフィニッシャーでしたが、当時からフォースを横に振り分けたいオバロと縦に集約したいウォーターフォウルで理想の動きが噛み合わず、引きに左右される場面が非常に多かったと記憶しています。

また、ネオネクタールのような『速い』デッキや、選択肢の広いロイヤルパラディン、オバロフォウル軸とはコンセプトの近い根絶者などのフォースクランのライバルに対して、フォウルが追いつかない、対プロテクトでは先行を取れないとオバロが強く使えず厳しいなどの課題がありました。

この頃はピン挿しのヌーベルを入れたり抜いたり、またメルトストリームドラゴンを採用した全ツッパなども使用していました。

 

・3月末〜4月

『primary melody』『救世の光 破滅の理』発売。

 

 ここに来てカード環境が大きく変化する事件のうち1つが発生しました。バミューダの台頭です。『ソナタ』『キャロ』『リーゼロッテ』などのパワーカードと、完全ガード以外まともに防げないパワーラインの暴力が全てを破壊します。また、トリガー反転の『ブラント』スーパー上振れ麻雀の『メサイアニック』なども登場しましたが、同時にかげろうにも大きなテコ入れが入りました。

『ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート』や『サーベル・ドラゴニュート』などの新しいカードでここにかげろうは復活の狼煙をあげます。グレートは横にフォースを広げたかったドラゴニック・オーバーロードの動きそのものの後継機であり、デッキとしての完成度はより一層引き締まりました。

 

 また、『カードファイトパックvol.3』で登場した『デュアルアクス・アークドラゴン』は対バミューダにおける救世主でした。

 相手後列を全て焼く過剰な焼き性能とグレートの安定感。この二択で当時の僕はグレートデュアル構成を使用し対バミューダではデュアルアクスを当てて息を切らせる動き、そしてグレートによる連続アタックを使い分けるデッキで大ヴァンガ祭のトリオも出場しました。結果は……お察しください。

 

・5月

『the heroic evolution』発売。そしてギフト2解禁。

グレート登場からわずか1月で『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』登場。This is the櫂トシキ。

また、『ドラゴニック・ブレードマスター』とそのサポート『ワイバーンストライクドーハ』『ワイバーンストライクギャラン』この4枚を筆頭にした追加で、かげろうはここで一旦の完成を迎えます。特に山札からギャランを呼べるドーハは、焼き以外の選択肢で強力なユニット展開ができるようになったため、クランとしての柔軟性が一気に上がったように思います。また、ブレードマスターの全退却&トークン生成は、すぐには使えない代わりにアド損がなく、デュアルアクスは一旦ここで役目を終えました。

そしてグレートの安定感をかなぐり捨てて特攻する新たな切り札ジ・エンドにより、かげろうは環境や仮想敵、自分の手応えで戦術プランをガラリと変えられるカードプールが手に入ったことになります。昨年『宮地学園CF部』環境のロイパラに近い立ち位置です。

 

 一方で環境にはギフト2によってより凶悪になったバミューダ、『イルミナル』などの追加で完成されたノヴァ、ゲームスピードこそ遅いがアド確保と連続攻撃を得意とする『メサイア』得たリンクジョーカー 、さらにギフト2との噛み合わせや元々の柔軟性でネオネク、グレネ、ゴルパラ、シャドパラなども見られるようになり、かげろう使いはそのプールと戦略幅を武器にしていくことになります。

 

・6月

『My glorious Justice』発売。

ここにきてアクアフォース 、ディメンジョンポリス、グランブルーが環境に殴り込み。

特にグランブルーは最近下火だったプロテクトの復活であり、期待が高まりました。他にもディメポの『核』というべきダイランダーや、アクアフォース にずっとほしかった効果のニコロス、コーラルアサルトなど、どれも一筋縄ではいきません。

 

この時点でかげろうは、基本的にはグレートとブレードマスターという構築が主流となりました。

デッキの速度帯としては遅いが相手に対して遅れず、返しの一手で詰めていくパターンで、安定感のある『丸い』構築だと思います。

 

・7月10日現在

いよいよ『天馬解放』発売が間近に迫っている。ロイパラはガンスを手に入れ、ゴルパラはプラチナやホエルカエダンを、オラクルはツクヨミを、なるかみはガンバスを、ぬばたまはジャミョウを連れてくる。

 

ドライブを増やすのはブレマスの特権ではなくなった。ネオフレイムはバインドされる危険が増えた。エイゼルの最速に追いつけるか。ツクヨミのハンドを狩り切れるか。ぬばたまのハンデスに守り切れるか。

 まだまだかげろうで戦う価値がある環境になりそうだ。

 

・先週までの使用デッキ

 

G3 10枚

ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド4

ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート4

ドラゴニック・オーバーロード2

 

G2 11枚

バーサーク・ドラゴン4

ドラゴンフルアーマード・バスター3

ドラゴニック・ネオフレイム4

 

G1 12枚

希望の火エルモ4

サーベル・ドラゴニュート4

鎧の化身バー4

 

G0 17枚

リザードランナー アンドゥー1(FV)

槍の化身ター4

魔竜導師ラクシャ2

レッドジェム・カーバンクル2

ワイバーンガード・バリィ4

ドラゴンモンク ゲンジョウ4

 

 

・ジエンド4枚

「俺はお前で勝ちたいんだ!」というのが一番だけど、ジエンドは先乗りしても手札4枚にキープできればスタンドできるため、隙あらば襲いにいきます。よほどシールド値が厚い手札でないなら、場に並べて攻めに行った方がマシという判断でのガン積みです。

・初代オバロ2枚

基本的に手札にあれば初回ライド要員ですが、以降は乗り直すならグレートかジエンドに乗りたいため2枚。フルアーマードバスターでサーチできればおいしいね。

・フルアーマードバスター

手札にG3がない時に引きたいのはG3なのでその場合バーサークより優先ライドします。基本的には投げて使い捨てるアタッカー。

・鎧の化身バー

ブレマスを採用しなかったため、焼き手段を増やすために採用。単純に13000アタッカーになることもあるので邪魔になったことは特にないです。他の候補は従者レアス。

・レッドジェム

基盤がグレートなのでドロー6枚体制がしっくりきました。時々ジエンドと喧嘩しますが、捲って不発になる回数より場に出てサーベルと一緒に殴りにいくことが多かったです。

 

フォースの選択と置き方。

基本的にはフォース1を最初はヴァンガードに乗せ、乗り直しがグレートならリアにフォースを並べる、ジエンドならヴァンガードに重ねる。という風です。また、前半から相手が展開して手札が少ない場面や、前半から追い詰められている局面ではフォース2を選択し、ジエンドの初回スタンドでカチコミをかけたり、初回グレート&ネオフレイムからクリティカル3の長距離射撃を狙うなどの選択肢もあります。

 

 天馬環境最初の構築が仮完成したので、今までの備忘録とこれからもよろしくなの意味を込めて。

 

読んでいただきありがとうございました。

【VG】浅葱VGCSレポ

4/14、プレミアムスタンダードのCS『浅葱VGCS』の第一回が開催され参加しました。備忘録を兼ねて。

使用したのはかげろう。

大会始まるまで川本さんとフリーしてボコされながらも動きを確認してました。余談なんですが遭遇したフォロワーさん達みんないい人だし強くて、対面で話せただけでもすごい価値のある時間でした。ありがとうございます。

 

一回戦:トロワアンジュ後●

トロワアンジュを殴っちゃいけないのは知ってるんだけど後攻ライドがサーベルドラゴニュートなので殴りたくなって殴ったらトロワスペライ来て一気に不利に。

こちらもダメージトリガーは割と強くて返しにズィーゲンでアド差を縮めつつディフィートでティルアのスタンド封じたりしたけど後一歩足りず。

 

二回戦:メガコロ後(ティーさん)◯

グレドーラに1列封じられながらもサーベルとエルモでライン作って2列殴りと除去からのドローに繋げてダメージ伸ばして行って勝ち。

マシニングの横を起こす奴がだいぶ曲者だと思いました。 

 

三回戦:ゴルパラ後◯

後攻な上に相手キルフで「やべ」と思ったが相手ボーマンなし。これならなんとか? と思ってたら旧ワンダーエイゼルが2体出てきてアクセル3面一気に出てきて大ピンチ。

返しDestiny乗って除去しながら初手CB4点オバロACEで手札詰めて、ヒールをめくる。

返しを防いで2超越目purgeクインテットドライブで完全握るも次のグロリアスレイニングとトリガー乗って負け

 

4回戦:たちかぜ後◯

暴食を前半から積極的に使ってきて、こちらはフルアーマードバスターで焼きながら対処。

相手が1ターンG2のまま過ごした(先超越狙い?)のでオバロにライドしトリガー捲って上振れてムーブして返し防ぎつつエグゼントグレイブ乗って勝ち。

 

5回戦:ロイパラ先◯

ようやく取れた先行。相手のブラブレが9000だったのが印象的。エルロンをフルアーマードバスターで焼いて、先にオバロ乗って攻めていく。相手が後ろにふろうがる3枚並べたところをディフィートフレアで一掃して勝負をほぼ決める。

 

結果3-2で予選落ちでしたが、大変貴重なファイトをさせていただきました。

 

サブトナメではオラクルを使用してノヴァ、かげろうを下すもペイルループへの対抗策が何も入っていないため決勝負け。

 

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今回使用したかげろうはこんな感じでほぼ【オーバーロード】です。兎にも角にもグレートネオフレイムが強く、今までのかげろうと比べてリソースの取り合いでも戦えるようになったこと。環境的な話ではディナイアルグリフォンでループ系、ギヴンを黙らせるなどの防御面も光ってます。

今後登場する予定のバーニングホーンドラゴンでさらに使いやすくなるのではないでしょうか。

 

ちなみに浅葱CSのデッキ使用率としては

バミューダ7

かげろう5

シャドパラ4

リンク4

ラクル4

ロイパラ3

エンフェ3

ぬばたま3

グレネ3 

たちかぜ2

ディメポ2

メガコロ2

ゴルパラ1

ジェネシス1

ペイル1

ノヴァ1

スパイク1

ネオネク1

 

となっており、上位はバミューダ2、ロイパラ1、リンク1、オラクル1、ディメポ1、グレネ1、ネオネク1

 

とかなりばらけた形になっているのが特徴的かなと思います。デスアンカーアサシン時代はデスアンカーを常に見なきゃいけないため選択肢が狭く、むらくもやペイルのループデッキはリンクジョーカー、かげろうが常に壁として立ち塞がり、バミューダが頭1つ抜けている印象はあれど一強ではない状況になっているように感じました。   

特に上位2人のバミューダはトロワアンジュとコーラルで、参加者に3人いたロイパラはアルフレッド、メサイアニック、アルトマイルでばらけ、しかも上位卓に入ったのはアルトマイル! アルトマイルで4位に入賞したていねさんは、「好きなカードなのでずっと研究を続けていた」と語っており、プレイを感染させてもらいましたがとても綺麗な動き方をしているのが印象的でした。

 

プレミアムスタンダード、今の環境はかなり楽しく、5月発売のプレミアム会員コレクションのGユニットは非常に強力かつスタンダードのデッキをベースにしても使いやすいGユニットが揃っているので、参入してみるのも一興ですよ。

【VG】プレミアムスタンダードかげろう【グレート軸】

今週末発売の『救世の光 破滅の理』で強化されるかげろうです。

プレミアムの話と軽くスタンの話も。

 

G3

ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート4

ドラゴニック・オーバーロード4

ドラゴニック・オーバーロードthe“destiny”2

 

G2

バーサーク・ドラゴン4

ドラゴニック・ネオフレイム4

ドラゴンフルアーマード・バスター3

 

G1

希望の火エルモ4

リザードジェネラル・コンロー4

ラーヴァフロウ・ドラゴン4

 

G0

リザードランナー・アンドゥー1(FV)

槍の化身ター4

魔竜導師ラクシャ2

ワイバーンガード・バリィ4

レッドジェム・カーバンクル2

ドラゴンモンク ゲンジョウ2

ドラゴンダンサー ターラ2

 

Gゾーン

天皇竜ドラゴニック・オーバーロードthe“purge”3

天皇帝ドラゴニック・オーバーロードthe“ACE”3

炎熱機竜ズィーゲンブルク4

天皇竜エグゼンドグレイヴ・ドラゴン1

獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ 1

天皇竜ディフィートフレア・ドラゴン1

炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン2

神龍闘士アブドザラーム1

 

ライドの優先順位

G1:どれでもいい

G2:バーサーク≧フルアーマード>ネオフレイム

G3:グレート≧オバロ>destiny

 

一応フルアーマードは点を止められてもライドしてアドを探しにいける。オバロは先3を強気に攻める、destinyはリンク対策など用途があるのであくまで目安です。

 

主なコンボ

フォースはVに集中

グレートをハーツにしたズィーゲンブルクorACEでダメージ3点以上(ACEなら2点以上)ある。

ジェネラルコンローでCC付与

ネオフレイム並べる。

Vアタック時にCCし、それをネオフレイムで使用しクリティカルを増やす。

これで仮にVフォース1枚リアネオフレイム1枚と仮定して

パワー43000クリティカル2のアタックでVスタンドしさらに殴る。

フォースが重なれば重なるほど、ネオフレイムが複数並べば並ぶほど火力が上がっていくコンボが搭載された。

ネオフレイムでグレートハーツのGユニットを強化する上にグレートに乗り直すとネオフレイムが蘇るので、攻められる相手には前半からガンガン殴って点を詰めていく。

 

また、G2帯のうち7枚がライド後にアドを回収できることや、G1のほぼ全てが優秀なルーターなのも魅力的。

 

スタンダードではG期カードを全部外してウォーターフォウルやサーベルドラゴニュートなどに入れ替えればほとんどパーツ共有で遊べるのでこれだけあればスタンとプレミアム両方の大会に持っていけるぞ。

 

黒埼ちとせの担当になった話

現在デレステで開催されている新イベント『Fascinate』昨年末に発表された新キャラクターのうち2人、『黒埼ちとせ』『白雪千夜』の2人が初登場し主役を務める、異例の展開が物議を醸している。

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「新キャラがいきなり主役待遇」「いきなりボイス付き」などがその理由だが、そんなことは語るに値しない。

大事なのは、「黒埼ちとせが元ゴリラの心を奪ってしまったこと」そして「2人の閉じた関係にプロデューサーが存在する理由」なのだ。

 

●白雪千夜と黒埼ちとせ

 黒埼ちとせは富豪の家柄で、何者をも魅了する美貌を持つ19歳の帰国子女であり、自分を『吸血鬼の末裔』などと嘯く茶目っ気たっぷりなお姉さん。

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「かわいい」のイントネーションがかわいい。余談だけどここで杏が「本能的に苦手なタイプ」だと思ったのは好意を素直かつ独特に表現するのが、きらりを連想して「逆らいにくい」と思ったのかなと。

 

対して白雪千夜はそんなちとせの身の回りの世話をする従者であり、自己評価が低く、少々毒舌な気がある17歳。

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Pに対しても「お前」呼びなあたりで一部のハートを掴んでいますね。あとどこがとはいわないけど72。

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 余談だけどこのやりとり地味に好きで、明確に「苦手、嫌い」みたいな発言、なかなかできないよね。

 

さて、黒埼ちとせを語るためには、まず白雪千夜について語らねばならない。

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「私という人形」という形容が彼女の自己評価にマッチしており、千夜は自らを『ちとせの人生における脇役』と評している。

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「お嬢さまの望むように」「お嬢さまの人生が全て」「自分には価値がない」

ネガティブなアイドルも多いデレステだが、千夜のネガティブさは異常なレベルである。

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「夢のない少女」それが白雪千夜であり、「お嬢様の人生を支える」ことこそが白雪千夜の人生。そういう少女だ。

彼女は、黒埼ちとせに言われるがままアイドルとなり、お嬢さまの望むままアイドルを演じている。 

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「自分の意思でアイドルをしているのではない」少女。果たして彼女をプロデュースする意味はどこにあるのだろうか。その答えを、黒埼ちとせは持ってきた。

 

●黒埼ちとせに心臓を掴まれた話。

発端は、イベントコミュ4話である。 

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「全てを手に入れられるからこそ、1人では夢を見ない」

そんな少し傲慢なモノローグ。しかし、これらは全て「過去形」だ。f:id:isonogorigori:20190303020240p:image

そんな黒埼ちとせは、あらゆる人を魅了して、虜にしてきた。1人だろうと100万人だろうとそれは変わらない。と不遜な自信を語ることもある。

そんなちとせが見せた、本心。

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ちとせは「自分はもう長くない」と語る。

最初のレッスンで貧血で倒れたのも「よくあること」

千夜曰く「休学していた」というのも、無関係ではないかもしれない。

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「自分が死んだ後に、千夜に千夜の人生を歩んでほしい」

「そのための魔法をかけてほしい」

この子は、最初から。

この子は最初から千夜の未来だけを案じていたのだ。

そのために、最初からプロデューサーを利用する気だったのだ。

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「アイドル、楽しめるといいね」(自分が死んだ後、自分の人生を歩めるように)

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こんな朝のやりとりも、事情が見えてくると深い意味があるように感じられる。

 

 千夜はちとせのためにアイドルを演じ、

ちとせは千夜のために、世界を広げる門口を作っていた。

おそらくちとせが死んだ後、千夜は独りになってしまう。その時に、千夜が千夜らしく笑えるために。

「お嬢さまのために」ではなく、「自分自身のために」笑えるように。

主人から従者への、こんな献身があるだろうか。

黒埼ちとせにとってアイドルという行為の主体は『白雪千夜の自立』にある。

「未来のない少女」それが黒埼ちとせだ。

 

だから、黒埼ちとせをプロデュースするということはつまり、白雪千夜をプロデュースするということで、白雪千夜をプロデュースするということは、黒埼ちとせをプロデュースするということで。

このわけのわからない重みを受けた時に、「わかったよお前担当するよ!」と脳に刻まれてしまっていた。まるで、吸血鬼に魅了されていたかのように。

 

 

●2人の関係にプロデューサーが存在する理由

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一見すると誰よりも互いのことを思い合って完結した2人だが、こんな2人だからこそプロデューサーという存在が必要になる。

 

ちとせの望む千夜の自立を成し得たとして、その時にちとせは笑っていられるのだろうか。

ちとせが輝かないアイドル活動なら、千夜にとってなんの意味があるのだろうか。

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『「千夜の自立はさせる」「ちとせも輝かせる」「両方」やらなくっちゃあならないってのが、「プロデューサー」のつらいところだな。覚悟はいいか? オレはできてる』

 

そもそも、『2人の閉じた関係』などと言ったが、閉じているのは千夜の心だけなのだ。

今まで通りの時間が永遠に続くのならば、ちとせもそうしていたかもしれない。しかし、ちとせの時間はもうあまりないらしい。

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まだ、千夜の心の中心は千夜にではなく、ちとせにある。だが、種はもう撒かれている。

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そしてこれは全て昔話。まだ彼女たちはスタートラインにすら立っていない。

だが、スタートラインにすら立っていないからこそ、この物語は必要だった。

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 彼女達の物語は、これからはじまるのだから。

 

 

【VG】PスタDiablo軸

先日発売したブースター『最凶! 根絶者』でシャドウパラディンは強力な兵器をいくつも手に入れた。

点止めからワンショットキル火力を出せるコントロール要員のガスト・ブラスターや、アドとシナジー暴力装置である黒翼のソードブレイカーなどだ。

一方でRR以下のカードはあまり話題に上がってないように見える。しかし、今回のRR以下はむしろ、プレミアムスタンダードで真価を発揮するのではないかと思い、考案した。

 

以下、レシピ。

 

 

G3
シャドウブレイズ・ドラゴン4
ダークメタル・ドラゴン4
鋭牙の魔女フォドラ1

 

G2
ホエル4
ダークサーガ・ペインター3
闇夜の乙女マーハ4

 

G1
カエダン4
ダークハートトランペッター1
アポカリプス・バット4
黒の賢者カロン2

グルルバウ2

G0
フルバウ1
デスフェザー・イーグル4

ダークサイド・トランペッター2
アルスル2
マクリール4
撃退者アリル4

 

Gゾーン
ファントム・ブラスター・Diablo4
スペクトラル・ブラスター・Diablo2
深淵ルアード4
ゼロスドラゴン ウルティマ1
オグマ1
プロットメイカー2
ダークベール1
イエリッド1

 

カード解説

シャドウブレイズ・ドラゴン

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このデッキのメインV。登場時にCB1で山札の上から2枚レストでスペコできる。

レストなのですぐに攻撃に参加できるわけではないが、フォースを獲得しつつ盤面を増やせるため採用。

 

ダークメタル・ドラゴン

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このデッキの主役といっても過言ではないRRカード。R登場時にCB1とリア1体のコストでパワー9000をサーチし、相手リア1体を退却させる。スタンダードでは候補がダークボンドくらいしかないが、プレミアムならこれらのカードを呼べる。

 

鋭牙の魔女フォドラ

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パワー9000のグレード3。ルアードでお世話になった人も多いだろう。ダークメタルから呼び出せばさらに2体のリアガードを呼び出せる。

Diablo』のコストを一気に呼び込めるカードだ。

 

黒鎖演舞陣 ホエル 

黒鎖霊舞陣カエダン

 

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G環境では一時高騰したりした『Diablo』のエンジンになったカード。『Diablo』への超越後にホエルを呼び出し、カエダンと共にパワーとリソースを確保していく。

フォースが乗っていることで、G期以上の出力を期待できるようになった。

 

ダークサーガ・ペインター

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Diablo』超越ターン中なら手札交換ができ、山の中ならグレード1になる。単純なテキストだが、それ故に強い。

 

闇夜の乙女マーハ

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Diablo』以外のユニットに乗っている時でも使えるため4枚。アタック時スペコでフォースをかませた連パン要員として重宝。今回はさらに下記の2枚も呼べるようになった。

 

アポカリプス・バット 

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V登場時にFVを先駆化し、R登場時にソウルから同名を呼べる新入り。

Vで乗れなくてもアリルのGG効果やホエルなどでソウルに入れば楽しくなる。

 

グルルバウ

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アタック時にVがGユニットならパワー16000

フォースがあれば26000で殴りにいける。

マーハからの奇襲要員として採用。

 

その他

黒の賢者カロン

スタンでおなじみのCC要員。マーハやシャドウブレイズ、深淵ルアードで呼び出していく。

 

ダークハート・トランペッター

Vが『ブラスター』の時限定だが好きなG1以下を呼び出せる。マーハを起点に夢が広がるユニット

 

FVはバットの関係上フルバウ。トリガーはアルスルを2枚だけ採用して☆6醒2引4治4

 

Gユニット

ファントム・ブラスター“Diablo

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ある意味このデッキの主役。『ダークメタル』の除去と合わせてガード不可アタックをかける、2体退却を選ばせるなどして相手にプレッシャーをかけていく。性質上フォースをVに乗せるとお化けになる。

 

スペクトラル・ブラスター“Diablo

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もう1つの主役。シャドパラの貴重なVスタンド。コイツもフォースと相性がよく、できればフォースはV、Rの2面に載せるのを目指したい。

 

深淵ルアード

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初回超越で展開するカード。あるいはマーハを絡めた超パワー連パンのための切り札。『Diablo』ではないので気をつけたい。

相手に先超越渡してGGを投げることができていれば初回から『Diablo』、できなければ『深淵』がベストだろうか。

 

軽い解説を交えて書いたが、つまりこうだ。

『Pスタのダークメタルだいぶいいカードじゃね?』

 

 

【VG】プレミアムスタンダードおぼえがき

【ロイパラ:ブラスター】

たぶん一番のシェア率。モナ王が来て先行ターナからマジで殺しにくる殺意のラインが上がった。

長所:ブレが少ない、連パン、主人公アド、速攻

短所:手札が伸びない?

 

【ゴルパラ:エイゼル】

キルフボーマンのスペライから高速アクセル獲得と超越で相手を粗挽き肉団子にする。

長所:超スピード、展開力

短所:じゃんけん

 

【シャドパラ:ルアード】

自力の高さと新規との相性で生き残ってるGBデッキ。圧縮展開アド獲得超パワーだいたいなんでもできる。

長所:アドの伸び方、対応力

短所:11000

 

【オラクル:イチキトム】

悪名高いガード不可狙撃。ただし射程内まで詰める必要がある。メインVの選択肢が多い。(ドーター、メイガス、ツクヨミ、バトシス等)

長所:Pスタンしてる気になる。

短所:プロテクトミラー不利

 

ジェネシス:ターロループ】

Gスタンの亡霊。イワナガヒメとかでパーツをソウルに入れるスピードが上がった。

長所:なつかしい

短所:ディナイアルグリフォン

 

【エンフェ:ギーゼ】

こわい。

長所:ダメコンとギーゼの相性がよすぎる。

短所:セーラー服は無理があるんじゃねえか?

 

【ダクイレ:デスアンカーアサシン】

悪夢のワンキルコンボ。

長所:たのしい

短所:点止め、ディフィートフレア、LJ

 

【ギアクロ:十二ジェット】

Gスタンの怨念。相変わらずのヘリテージゲー。

長所:かっこいい。アドが伸びる。

短所:トリガーのせいで十二と非十二の配分悩む。

 

【スパイク:GB8】

ワンキルデッキ。V期のカードがことごとく相性良いため素直なアップデートに見える。

長所:殺意、筋肉

短所:目が回る

 

【ノヴァ:ビクトール】

Gスタンからマイナーチェンジした感じのデッキが主流。アクセルG3入れるかどうかも人によって違いが出るところ。

長所:連パン、殴れば殴るだけ上がるパワー

短所:11000、ややGBユニット多め。

 

【ディメポ:超爆ダイユーシャ】

Vフォースとローレルでパワー達成が容易になった。常識外の火力にクリティカルを乗せて殴ってくる。

長所:理不尽

短所:完全ガード

 

【かげろう:ヌーベル】

ヌーベルロマンで適切なG3持ってきてスペライしたりフォース乗せたりする。

ヌーベルの15000+フォースのズィーゲンとか困る。

長所:昔ながらのかげろうを思い出す。15000

短所:G4

 

【アクフォ:アクセル】

アクセルと連パンパーツで相手の動きが整う前に殴りきる。ターン1のルールが変わって旧タイダルが強くなった。アレクサンドロスは神。

長所:速度、連パン、〜風〜

短所:ダメトリ、防御力の薄さ

 

グランブルー:スカルストーム】

スカルドラゴンとナイトストームのリア連パン。メインVはバスカーク、ナイトローゼどちらかは好みで。基本プランがG期のナイトローゼに超越前から動けるカードとフィニッシャーのリアを与えた感じで順当に強くなってる。

長所:アムかわいい。ゴウキかっこいい。

短所:落ちで気が狂う。

 

【メガコロニー:アントリオンゾーア】

ガード制限ユニットにゾーアの99999を与えて処す。オーバーウェルムでパーツを掘ったりオブディランドスで相手を止めたりしながら。

グレドーラ型とマシニング型どちらも人気がある。

長所:田村ゆかり

短所:死ぬっ!? 本当に死んでしまうっ!?

 

 

実際には他にも色々なデッキがいて、色々タイプがありますね。